スキ!スポーツ

新米の中年OLライター【那須 美沙子】です。スポーツが好きな人が好きで、競技者やその周囲の方の思いに触れることが好きです。どうぞよろしくお願いします!

ツラすぎる体験は笑いに変わる!?ナルシストがマラソンを走ったら。

1月15日()に京都で行われた、皇后杯全国女子駅伝はご覧になりましたか?

 

かくいう私もテレビニュース内のダイジェスト映像でしか見ていないのですが、雪の降りすさぶ中、短パン・ランニング姿の女子たちがマラソンをしている姿がお茶の間を流れ、ご飯を食べていた私の箸と体の動きがフリーズを起こすほど、それはそれは衝撃映像でした。

 

横なぐりに降る大粒の雪の隙間を縫うようにランナーの姿がチラチラと姿を現すような状態で、「駅伝が行われ…」のアナウンスがなければ、現地の豪雪の模様をお伝えするニュースの中継映像のようになっていました。

 

 

ランナーはアナウンサーでもレポーターでもない!こんな天気の中、女の子たちに軽装なまま屋外を走らせるなんて、一体なんちゅー無謀なことをさせるのよ!!

(仕事とはいえアナウンサーやレポーター達に何かが遭ってからでは遅いので、悪天候の中を現地中継させる意味がどれほどあるのか、常々疑問に思っている立場です、私も。)と怒りをぶつけてみたものの、はて、と思い直しました。

 

だって大会は中止にならなかったわけでしょ?これは何かあるのでは、と思ったのです。

 

調べてみると、皇后杯に関しては『大規模災害や荒天時などはこの限りではありません。』とありますが、雨天決行とあります。

 

また、日本陸連のルールブックにも、『組織委員会は、競技者と役員の安全を確保しなければならない。』とはあるけれど、明確な中止既定の発見には至らず。

 

警察と連携してマラソン当日の通行止めや交通整理、沿道警備等々といった運営面の整備や準備を重ねた上で迎えた当日です。

 

安易に中止の決断はできないというところが本当のところでしょう。

 

そしてもちろん選手たちも、この日に備えてコンディションを万全に整えて挑むわけですから、レースが行われ、日々の練習が報われる方が、今後のマラソンへの情熱も上がりますよね。

 

寒さと豪雪というハプニングはありましたが、皇后杯自体は無事閉会したようで何よりですね。事故等もなく終われたからこそ、雪すごかったよねーと笑って話せるというものです。

 

というか選手の皆さん、本当に笑える思い出に変わればいいのですが、そこの所はどうなのでしょう?

 

※※※

 

ふと、青梅マラソンが趣味という、かつて上司だった男性を思い出しました。

 

青梅マラソンは高度が高く山道を走るから寒い。雨が降った次の日はコースが凍ることがあるから滑るし冷たいしで足元の感覚がなくなるくらい悲惨。

雪なんか降られた日には、雪の冷たさが痛みとなって体に当たり、悲惨すぎて笑うしかなくなるのだそう。

 

それ、笑うところですか?と尋ねた私に、これだけの障害を乗り越えると、ゴールした時の爽快感はたまらないのだとか。

 

それってM気質?それとも俺様礼賛もといナルシズム??とさらに聞いてしまったのですが、「どっちも!」だそうですよ!(笑)

 

痛めつけられても耐え抜き、困難をくぐり抜けて、乗り越えて最後は己に克つ。

 

寒さとか雪とか、悪天候という攻撃を繰り出した者(!?)にも勝った気分になる。

だから青梅マラソンはやめられない。また走りたくなる魔力があるのだそうです。

 

そんなわけで今年の皇后杯の参加ランナー達も、この上司のようなマラソンメンタリティで、件のレースを実は楽しんでいたかもしれない…?!